こんにちは『ゆめねこ』です
今回は投資をする上で誰もが悩む。『銘柄選定』
と私が『全世界株』を選んだ理由を解説します。
少しでも参考になれば嬉しいです。
※今回ご紹介する内容は指数連動の『インデックス投資』を前提に考えています
『インデックス投資』については下記の記事を御覧ください。
【投資を始めるなら】完全放置でお金を増やす!?インデックス投資って何?【長期投資のススメ】
また投資を始めるなら、私も利用している『楽天証券』がオススメです
【オススメ】参考書籍『米国株 超楽ちん投資術』
※著者のブログ『たばぞうの米国株投資』
【個人的書籍レビュー】※あくまで個人の感想です。^^;
総合評価 | ★★★★★ | 米国株投資は今多くの個人投資家が買付していると思いますが なぜ『米国株』はオススメなのかを具体的に教えてくれます。 |
理解度 | ★★★★★ | 専門用語などが少なく、初心者でも理解しやすい内容 |
具体性 | ★★★★★ | 具体的な銘柄などが複数提案されていて、投資購入する際に 参考になる内容だと思いました。 |
資産運用は現在ネットやYou Tube等でも情報が発信されており、
始める方も多くなってきているかと思います。
その中でも『S&P500』を始めとする米国株投資は一種のトレンドとなっていますが
『なぜ、米国株がオススメなのか?』を具体的に解説してくれるオススメの一冊です。
※『投資信託』についてもっと詳しく知りたい方は下記の関連記事を御覧ください。
『投資信託とは?』株初心者へおすすめの訳を5つのポイントで徹底解説【ゆる投資】
米国株をオススメする理由を解説
前述しましたが、今や米国株は個人投資のトレンドです
しかし、なぜ米国株が良いのか?説明出来ますか?
【米国株をオススメする理由】
- 米国は国の人口が増加しており、消費成長国だから
- 投資に見合った法整備がしっかりしているから
現在、世界では発展途上国は人口増加の傾向にあり
日本を始めとする先進国では人口減少の傾向にあります。
その中でアメリカは数少ない人口増加国です
※近年、アメリカも人口増加率は鈍化して来ていると言われています。
米国は人口が増加しており、消費が成長している中で株価も右肩上がりに推移しています
上記は2021年7月の日本の『TOPIX』と米国の『S&P500』の株価推移の比較です
『TOPIX』は上下を繰り返しているのに対し、『S&P500』は短期間での上下はありますが、
長期的には右肩上がりを維持しているのが解るかと思います。
また米国の株式市場の審査の厳しさも株価が成長する一因と言えるかと思います。
【日本と米国の株式市場の違い】
日本:日本の場合、上場するには厳しい審査があります。
しかし、一度上場すると大きな不祥事がない限り、簡単に降格することは有りません。
米国:米国も日本と同様に上場する為には厳しい審査に合格しなくてはいけません
また、上場後も厳しくチェックされ、成績が下がると降格となります。
日本に比べると米国は上場後も厳しくチェックされるため、市場全体の意識が高く
株主に対する還元が大きい事が株価の好調を支えていると考えられます。
米国株がオススメって言うけど
最近は米国も勢いが落ちてきたって聞くけど
大丈夫なの?
確かに米国も最近は人口増加も鈍化してきているし
成長率も以前に比べたら低成長と言われているね。
ただ、それでも日本やEU各国に比べると
まだ米国の優秀さは変わらないと思うよ
【米国株が今後も有望と思われる要因】
- 米国株価は常に時代の荒波から立ち直ってきた実績がある
未来は誰にも解らないし、米国株が低迷することも無いとは言えません
しかし、リーマンショック・オイルショック・コロナショックなど
数々の時代の荒波の中から立ち直ってきた実績が米国株にはあります。 - 世界を席巻する大企業の多くは米国にある
世界を席巻するIT企業の多くは米国にあります。
Google・Apple・Facebook・Amazon・Microsoftなどが筆頭です
これらの企業を誇る米国株は有望と言えるのではないでしょうか。 - 米国株投資をするだけで『リスク分散』になる
投資をする上でリスク分散はとても大切です。
一般的には特定の国だけではなく全世界に分散投資をする事が
リスク分散の基本と言えます。
現状、米国の株式市場を席巻する米国企業の多くがグローバル企業です
米国外でもビジネスを行い利益を上げています。
つまり、グローバル企業が多い米国株に投資すれば、同時に米国外に
投資したのと同様のリスク分散が出来ているという考え方です。
米国株投資はいつから始める?
米国株が優秀なのはわかったけど、どのタイミングで始めれば良いの?
20代はまだしなくてもいいの?30代位になったら考えたら良いのかな?
資産や将来のお金を考えることに
早すぎると言うことは無いと僕はおもうよ。
興味があるなら、早ければ早いほど良い!
『20代のお金は60代の15倍の価値がある』と言われます。
今回の記事や関連記事にも記載していますが、長期投資を目的とする
『インデックス投資』の場合、投資期間は長ければ長いほどリターンを得られる
可能性が高いです。
複利の力を最大限に使うためには早ければ早いほど良いのです。
【関連記事】
【投資を始めるなら】完全放置でお金を増やす!?インデックス投資って何?【長期投資のススメ】
また、投資に対するリスク許容度は様々な要因で変化します
【リスク許容度の考え方】※あくまで目安です。参考程度に考えてください。
※リスク許容度が高いほどリスクを取って株等に投資する事が可能
逆にリスク許容度が低いほど、株等のリスク資産よりも現金等で資産を持つ方が
良いと思われる。
リスク許容度が高い | リスク許容度が低い | ||
年齢 | 若い | 高齢 | 年齢が若いほど、多少失敗や 損失を出してもリカバリーが 可能。 |
家族構成 | 独身 | 既婚 | 独身者の方が自分だけの生活費なので 多少の損失にも耐えることができ またリカバリーもしやすい。 |
投資経験 | あり | なし | 投資経験が有ることによって 多少の暴落でも心が乱れる事なく 冷静な判断が可能になる |
性格 | 楽天的 | 悲観的 | 一概には言えないが、楽観的性格の 方が、株価の暴落等にも同様せず 対処出来ると思われる。 |
上記のリスク許容度の観点からも早く(若いうちに)始めたほうが
メリットが高いと思われます。
また、リスク軽減には国が推奨する『NISA』や『iDeCo』などのシステムを
活用することも大切です。
詳しくは下記の記事を御覧ください。
【資産運用に興味のある方へ】資産運用超初心者が『積立NISA』を初めてみる!(証券口座開設するまで)
【資産運用に興味のある方へ】資産運用超初心者が『積立NISA』を初めてみる!(銘柄比較)
40歳からでも遅くない!『iDeCo』での老後資金作りと『つみたてNISA』との徹底比較【ゆる投資】
【結論】なぜ僕は『米国株』ではなく『全世界株』を選んだのか?
ここまで『米国株』の優秀さを教えてもらったけど
次は『全世界株』?米国最強!!って話じゃないの?
現時点では『米国最強』という風潮にあることは事実だと思います。
しかし、僕自身は『米国株』ではなく『全世界株』に投資しています
なぜ『全世界株』を選んだのか?
僕の投資基準をご紹介します。少しでも参考になれば嬉しいです。
繰り返しになりますが『米国株』か『全世界株』かと言うのは
投資を始める方がまず最初に迫られる選択と言えるのでは無いでしょうか?
その中で『全世界株』と『米国株』の比較を僕なりに纏めて見ましたので
御覧ください
※下記で取り上げた銘柄以外の主要銘柄の比較は下記の記事をご確認下さい。
投資信託の銘柄選びの参考に『全世界株』『米国株』各ファンドの違い比較します。【ゆる投資】
『全世界株』と『米国株』を比較。
なぜ、今『米国株』が選ばえているのか?
※ここでは其々代表的なファンドを比較対象とします。
全世界株:eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)
米国株:eMAXISSlim米国株式(S&P500)
●人気度(ランキング順位)(引用元:楽天証券2021年8月2日時点データ)
銘柄 | 買付ランキング | 積立設定ランキング |
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー) | 4位 | 2位 |
eMAXISSlim米国株式(S&P500) | 1位 | 1位 |
●構成株式
銘柄 | 構成株式 |
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー) | 23の先進国と27の新興国の企業に投資しており、 米国株は全体の割合の約60%を占める |
eMAXISSlim米国株式(S&P500) | アメリカの代表的500銘柄 |
楽天証券の買付ランキングでも解るように『米国株』が人気では『全世界株』を
上回っています。
上記は近年の『米国株S&P500』と『全世界株オールカントリー』を
比較したグラフです。
上記の構成銘柄から解るように『全世界株』と言っても全体の60%は米国株が占めます。
現実にリーマンショックやコロナショックが起こったときには『米国株』も『全世界株』も
同じように暴落しています。
『全世界株に(分散)投資してるから、安心♪』っと言うことには中々ならないんですね
それでも僕が『全世界株』に投資した理由は
●アメリカの人口増加率は鈍化傾向
米国勢調査局が26日発表した2020年の米国勢調査によると、米国の人口は3億3144万9281人となり、10年前の前回調査と比べて7.4%の増加にとどまった。世界大恐慌期を含む1940年の調査(10年前比で7.3%増)に次いで史上2番目に低い伸び率となった。
引用元:2021年4月27日 日経経済新聞
●アメリカ1強時代が何時まで続くか解らない
現在、世界第一位の経済大国であるアメリカだが、
近年、中国の追い上げが目覚しく、2030年前後には中国が米国を抜いて
世界一位の経済大国になるのではないかと言う試算もあります。
このような状況の中で10年後も『米国株』が最強である保証はありません。
(汗)そっか。アメリカも永遠に一番じゃないかもしれないんだね
そう考えると怖いね(TOT)
でも、これってギリギリまで『米国株』に投資しておいて、
『米国株』が駄目になりそうなタイミングで乗り換えたら
良いんじゃないの??
僕は乗り換えタイミングを
見極められない。つまり失敗する自信がある!!
そんな失敗する自信を堂々と言われても(汗)
茶番はさておき(笑)
実際、市場の値動きを見極めるのはプロの投資家でも困難と言われています。
素人が『米国株暴落のタイミング』を見極めるのは恐らく無理でしょう。
その点、全世界株投資なら・・・
●国や株式市場の値動きに一喜一憂する必要はありません。
●銘柄選びに頭を悩ませる必要もありません。
仮に米国が暴落して中国が急成長すれば、自動的に銘柄配分が調整されます
銘柄も同様です。新興国等で急成長の銘柄があれば、それもチェックされ
取り込まれます。
『全世界株投資』は(基本的に)手間いらず、放ったらかしの
定額積立でお金を増やす事の出来る可能性の高い投資方法なのです!
※繰り返しになりますが、投資はあくまで自己責任で
行ってください。よろしくお願い致します。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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またお会いしましょう。またねー♪
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