こんにちは。『ゆめねこ』です。
今回は書籍レビューです。
本日の本は『節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本』
貯金や投資に興味のある方は是非、手に取って見てください。
節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本 | ||||
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監修:泉美智子(いずみみちこ)
引用元:子どもの環境・経済教育研究所
子どもの環境・経済教育研究室代表
公立鳥取環境大学経営学部准教授(2018年3月まで)
放送大学、四国学院大学(子ども福祉学科)非常勤講師
全国各地で「女性のためのコーヒータイムの経済学」や「エシカル・キッズ・ラボ」「親子経済教室」など講演活動の傍らテレビ、ラジオ出演も。環境、経済絵本、児童書の執筆多数。
著者:坂本綾子(さかもとあやこ)
引用元:MONEYPLUS
1988年よりマネー誌、女性誌にて家計管理や資産運用の取材記事を執筆。1999年ファイナンシャルプランナー資格取得。2010年ファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所設立。20年を超える取材記者としての経験を生かして、生活者向けの金融・経済記事の執筆、家計相談、セミナー講師を行っている。超高齢出産の子育ても進行中。著書に「今さら聞けないお金の超基本」(朝日新聞出版)など。最新刊は「年収200万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください!」(SBクリエイティブ)。
【結論】一家に一冊。常備しておきたいお金のhow to本
給料が安い
ボーナスが出ない
老後2000万問題
あぁぁ!お金が足りない((+_+))
金融庁が2019年に『老後資産として2000万円』必要との報告書が発表されて早2年
さらに昨年から続くコロナ禍での収入減
お金に関して不安や焦りを感じる方も多いのでは無いでしょうか?
私もその一人です。
2000万なんてどうやって貯めればいいの?
貯金?昇給?ボーナス?
普通はこの様に考えるのでは無いでしょうか?
しかしコロナ禍もあり、給与は減額・ボーナスカット
貯金も現在の日本は超低金利時代と言われます。
普通貯金の金利は年間約0.001%
仮に100万円を1年間預けても10円しか利息が付きません
日本の貯金ってこんなに利息安いんだね
でも、どこの国もこんな感じなんじゃないの?
そんな事ないよ。世界的に見ても日本の金利は最低レベル
例えば韓国は普通貯金で金利0.1%(日本の100倍)
タイは普通貯金で金利0.25%(日本の250倍)
インドは普通貯金で金利3%(日本の3000倍)
アメリカは普通貯金で金利0.01%(日本の10倍)
この様に、比べると日本は特に安いことが解るでしょ?
( ゚Д゚)インドの3000倍とかヤバいね。
(;^ω^)まぁ、インドは別格だとしても
世界の先進国の中でも日本は低金利。
かつて日本もバブルの頃。つまり僕たちの両親が若かった1980年代には
金利が5%台だった時代も有ったらしいよ。
金利5%なら100万円を1年預けたら一年後には50000円のプラス。
金利だけで旅行に行けるね。
今の時代、普通に貯金しているだけではお金は増えず
将来の不安も拭えないのが現実では無いでしょうか?
そんな時代だからこそ、今回紹介する『節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本』
で、家計やお金について学んでみてはどうでしょう。
僕は凄く勉強になりました(^^♪
①お金とは?
お金とは?生活する上で必要な道具であり、社会を動かす血液のような物
生活する上で、何をするにもお金が必要ですよね
其の上で、お金が社会全体を循環する事で、私たちの生活は豊かになって行きます
だからこそ『お金を貯める(貯金)』する事が大切で
お金は価値の変わらない物。だから貯めておくと安心って思っていませんか?
えっ( ゚Д゚)
だって1円は1円だし
100円は100円でしょ?
同じじゃないの?
はい。私もそう思ってました。
しかし。お金はその時によって価値が変わるんです。
それが『インフレ』と『デフレ』です
【インフレ(インフレーション)】
『インフレ』では物の価値が高くなり
お金の価値が下がります。
(例)リンゴ1個=300円
【デフレ(デフレーション)】
『デフレ』では物の価値が低くなり
お金の価値が上がります。
(例)リンゴ1個=100円
お金の価値はいつでも同じでは無く、
今の100万円と10年後の100万円が同じ価値とか限らないと言う事です。
また、私たちは一人ひとり環境や給料や家庭環境も異なります。
収入と支出を長い目で見て、自分に合ったマネープランを考えましょう。
そして、それに適したお金の使い方を考えましょう(^^♪
②稼ぐ
お金を稼ぐためには働かないといけないですね。
働き方も、様々な方法が有りますね。
サラリーマン | フリーランス・個人事業主 | |
収入 | 月給の為、安定しているが 成果を上げても収入に反映する事は少ない | 収入は不安定 自分の頑張り次第で収入が上がる |
休日 ・残業 | 決まった休日日数がある 残業した場合は残業手当が出る | 決まった休みも無く、残業手当も無い 自分の判断で、働く時間や休みを決められる |
信用 | 住宅ローンや自動車ローンの 審査に通りやすい | 住宅ローンや自動車ローンの 審査に通りにくい |
保険 | 手厚い社会保険に加入出来る | 加入できる社会保険が少ない |
サラリーマンとフリーランスで
結構違うんだね
この他にも例えば資格を取ったりすると
給料が増えたり、大きな仕事を依頼されたりする場合も有ると思うよ。
稼ぐための働き方は色々あるよね(^^♪
③納める
そもそも税金とは?
税金って高いよね(-_-;)
消費税・住民税・所得税・酒税
何をしても税金がかかる感じだよね。
納税は国民の三大義務の一つですね。
では、なぜこんなにも高い税金を払っているのでしょう?
税金は社会で生きるために出し合う共益費
生活する上で私たちは国や自治体から様々なサービスを受けています。
- 警察や自衛隊などの治安維持費
- 学校などの教育費
- 医療や年金などの福祉・医療サービス
- etc.
この様な公共サービスによって私たちの生活が豊かになり
其の為に税金は使われています。
納税方法は会社員とフリーランス(自営業)では大きく異なります
【会社員】
●源泉徴収
源泉(一ヶ月のすべての給与)から税金を自動的に徴収し残りを手取り分として
社員に支給する方法
(メリット)
会社で納税をすべて代行してくれるため、個人で面倒な手続きをする必要が無い
(デメリット)
手取り前の「源泉」から税金を徴収されるため、節税対策等が殆ど出来ない
【フリーランス(自営業)】
●確定申告
一ヶ月の売上からまず必要経費を抜き、残った分から税金を引く方法
(メリット)
納税より先に必要経費を抜くことが出来るため、節税対策がしやすくなる
(デメリット)
各種手続きはすべて自分で行わなくてはならない
どちらもメリットとデメリットがあるが、お金を貯めるという意味では
フリーランス(自営業)の確定申告のほうが適していると思われます
④貯める
お金を貯めるのは何のため?
まだ若い方は貯金はあまりしていないかもしれません
しかし人生は何があるかわかりません。
- 結婚
- 車や家の購入
- 海外旅行
- 子供が生まれたら
- 怪我して働けなくなったら
自分が望む人生を送るためにお金は切り離せない物です。
では毎月どの位を目処に貯蓄すれば良いか?
本書では『手取りの2割』と記載しています
2割かぁ(^_^;)
結構大変だよねぇ
まぁ、貯められる時と難しいときがあるからね。
無理はしなくて良いけど、少しでも早く貯め始めたほうが良いよね。
お金を貯めるというと真っ先に『貯金』と思い浮かべると思うけど
お金を貯めたり増やしたりする方法は他にもあるよ(^^)
銀行貯金
冒頭にも紹介しましたが、まずお金を貯める言うと『貯金』が思い浮かぶと思います
ちなみに『貯金』ってどんなイメージですか?
貯金箱みたいに預けたお金をそのまま金庫にしまって
預かってくれる場所って思ってませんか?
えっ(*_*)
違うの?
違います!銀行は皆さんから預かったお金を資金源として
お金が必要な人や会社に貸付を行い運用します。
運用する資金源を得るために利息を付けることで多くの人からお金を集めるのです。
利息は社会状況に応じて見直され、現在(2021年)の日本は普通貯金で約0.001%と
超低金利時代と言われています。
『積立定期貯金』等では普通貯金よりも利息が高く設定されている場合もあります。
保険
保険の中には貯蓄代わりにも使えるものがあります。
大きく分けて4つです。
個人年金保険 | 終身保険 | 養老保険 | 子ども保険 |
●老後資金向け ●払い込んだ保険料をもとに、 老後に年金として受け取る ※万一途中で死亡すると 死亡給付金が支払われる | ●老後資金向け ●死亡保障が一生続く ※万一死亡すると解約返戻金 を貰える | ●貯蓄に ●死亡すると死亡保険金 を満期になると満期保険が受け取れる | ●親の死亡保障と養育費に ●満期時に学資金を受け取る ※万一満期前に親が死亡した場合、 支払いは免除されるが、 学資金は予定通り受け取れる |
⑤使う
メリハリのあるお金の使い方をしよう
お金の使い方は大きく分けて『生活に必要なお金』と『楽しむためのお金』に分けられます
お金を貯める為には
『楽しむためのお金』を
節約しないとダメ?
そんなこと無いよ。
『楽しむためのお金』は人生を豊かにするお金だからね。
メリハリをつけてお金を使うときと我慢するときを分けるんだ。
では、使っても良い『楽しむ為のお金』とは何を基準に選ぶのか?
ズバリ!『お金を払った価値がある!』っと思えるなら、その支出は貴方の人生を豊かにする良い支出だったと言えるのです。
また人生には大きな支出がいくつもあります。
- 子供が生まれたら養育費と教育費がかかります。
養育費に年間平均63万円
大学卒業までの教育費に2000万〜3000万かかると言われています。 - 家(買う・賃貸)
- 車(新車・中古車・カーリース)
様々な出費に耐える為にも備えが肝心ですね。
⑥備える
前述の『納める』の章で税金の話と年金や保険について記事を書きましたが
ここでは社会保険について簡単に紹介します。
日本は世界でも特に社会保険が充実している国の一つです。
近年の新型コロナが蔓延している状況でも国民皆保険のおかげで国民全員が医療を受けることが出来ます。
- 病気・怪我・出産⇒医療保険
- 病気等で働けなくなった・失業・休業した⇒労働保険
- 65歳になった・障害を負った・働き手が亡くなった⇒年金保険
毎月の納税を収める事が『備える』事にも繋がります。
国の社会保険の内容を把握した上で、足りない部分や不安な部分を民間保険で備えましょう。
⑦増やす
お金をどこに入れておくか
日本では財布の中に少量の現金を入れて、その他は銀行に預ける
という方が多いのでは無いでしょうか?
財布の現金は10年経っても増えることはありません。
銀行貯金も利息は0.001%
その中で、もし投資にお金を回したら、リスクはありますが増える可能性は高くなります。
投資
お金を増やす基本は『投資』
まずは自分の経済状況を把握し、どの位投資に回せる資金があるか確認しましょう
日々の生活費や使用目的のある貯金を投資に回すのはおすすめしません。
余裕資金や当分使用予定のないお金を投資に回しましょう。
投資に関しては様々な書籍が出ていますが、オススメは今回レビューした
『今さら聞けない○○の超基本』シリーズのこちら
今さら聞けない投資の超基本 | ||||
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※上記書籍の詳しい詳細は下記の記事を御覧ください
人気書籍『投資の超基本』から学ぶ。初心者必見。投資の教科書【ゆる投資】
投資の超基本って本もあるんだね
後日、こちらの本のレビューも書きたいと思ってます
お楽しみに(*^^*)
『お金の超基本』読んでみて変わったこと
日本人は貯金が大好きで、資産運用や株投資をしている人は少なく
例えば貴方の周り(家族・兄弟・友人)を見回しても投資をしている人を見つけるほうが難しいのでは無いでしょうか?
それは日本の教育制度が投資家よりも労働者(サラリーマン)を生み出す傾向に有ること。
また、国民皆保険で公的制度が充実していることが挙げられます。
しかし、近年コロナ禍で収入に変化が生まれ、お金に関して考える機会が増え
投資に興味を持つ人も増えて来たと思います。
わたしもコロナ禍の給与減で
投資に興味を持ちました。
私の投資話は下記に記載しています。
興味の有る方は是非(*^^*)
【資産運用に興味のある方へ】資産運用超初心者が『積立NISA』を初めてみる!(証券口座開設するまで)
まだまだ、お金も投資も初心者ですが少しづつ学んで
ブログから情報発信して行きたいと思います。(*^^*)
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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またお会いしましょう。またねー♪
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