こんにちは『ゆめねこ』です
本日は私も実践している『インデックス投資』
について書いてみたいと思います。
よろしくお願い致します。
『お金は寝かせて増やしなさい』教材書籍レビュー
※今回の記事では下記の書籍を教材とさせて頂きました。
※著者のブログ『梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー』
併せて御覧ください。
【個人的書籍評価】※素人がスイマセン^^;
項目 | 評価(5点満点) | 備考 |
総合評価 | ★★★★★ | インデックス投資に特化した入門編的一冊 投資の特価本としてオススメです。 |
読みやすさ | ★★★★ | 漫画を挟むなどして、初心者にもわかりやすく 取っ付き易い内容で良かったです |
理解度 | ★★★ | 内容は初心者用に解りやすく書かれていると思います しかし、投資という分野柄どうしても一部専門知識 が入るため、所見では難しい内容もありました |
今までも『投資』や『積立NISA』に関連する記事は書かせて頂きましたが
今回はその中でも度々出できた『インデックス投資』についての特化となります
色々な投資のお話を記事にしたいと考えている中で素晴らしい書籍を見つけましたので
今回はこの本をメインに『インデックス投資』を紹介したいと思いますので
よろしくおねがいします(*^^*)
お金を寝かせて増やす方法(インデックス投資とは?)
投資と聞いて、あなたはどんな印象を持ちますか?
また、毎月の積立だけでドンドンお金が貯まるといったら
どう思いますか?
えっ、投資ってギャンブルみたいな物じゃないの?
一日中パソコンの画面とにらめっこして
売ったり買ったりして、損して借金して・・・
多くの人に『投資』のイメージを聞くと『ギャンブル』『借金』『一日中パソコンに向かって居る』など『ネガティブ』な印象が強いと言えます。
しかし、このような印象は一般的に『投機』と言われる手法です
当ブログで紹介する『投資』とは似て非なる物だとご理解下さい。
機会があれば『投資』と『投機』の違いについても記事にしたいと思います。
また、今日の記事では投資の中でも『アクティブ投資』と『インデックス投資』の違いを
ご紹介させて頂きたいと思います。
※詳しく『投資信託』について知りたい方は下記の関連記事をご確認下さい。
『投資信託とは?』株初心者へおすすめの訳を5つのポイントで徹底解説【ゆる投資】
投資信託の銘柄選びの参考に『全世界株』『米国株』各ファンドの違い比較します。【ゆる投資】
『アクティブ投資』と『インデックス投資』
アクティブ投資 | インデックス投資 | |
運用目的 | インデックス指数を上回る成果を出す 事を目標とする | インデックス指数にそった利益を得る 事を目標とする |
投資対象 | インデックス指数以上の成果を目指す投資信託 | インデックス指数に連動する投資信託 |
成果が出るまでの 期間 | 長期(15年〜30年) | 長期(15年〜30年) |
運用コスト | 高い | 安い |
アクティブ??インデックス??
アクティブ投資を否定するつもりは無いけど
アクティブファンドの多くがインデックスファンドに
長期的な成績で勝てない場合が多いんだ。
初心者には長期積立でインデックス運用がオススメだね
運用目的(インデックス指数とは?)
運用目的の『インデックス指数』
って何?
【インデックス指数とは?】
インデックス指数とは市場全体の値動きを把握する指標です。
国内外にインデックス指標はいくつか種類がありますが、
それぞれ一定数の企業の値動きを表したグラフ(指標)となります。
(例1)日経平均株価(日経225):日本の東京証券取引所第一部上場銘柄のうち、代表的な225銘柄の株価の値動きの指標
(例2)SP500:米国の主な500銘柄の株価の値動きの指標
インデックス投資とは上記のインデックス指数と同様の値動き
を目指す投資信託
アクティブ投資とは上記のインデックス指数を上回る値動き
を目指す投資信託となります。
運用手法と長期投資のメリット
投資信託(ファンド)の運用方法
アクティブファンド(アクティブ投資型投資信託)
アクティブファンドの場合、ファンドマネージャーが市場の動向を見ながら
積極的な売買を行うことでインデックス指数よりも高い運用実績を目指します。
しかし、その一方でインデックスファンドに比べると
手数料が高くなる傾向にあります。
また、インデックスファンドよりも高い成果を目指すとは言え、確実にインデックスに勝てるという保証はありません。
インデックスファンド(インデックス投資型投資信託)
インデックスファンドの場合、目標とするインデックス指数との連動を目指し
銘柄構成を行い運用していく。
手数料もアクティブファンドに比べると割安な傾向にある
『アクティブファンド』と『インデックスファンド』の違いはご理解頂けたと思います。
どちらの投資信託も『つみたてNISA』のような積立投資を行う場合、
長期投資ならではのメリットを活かす事が重要です
【長期投資のメリット】
福利のメリット
(例)10,000円を年3%の複利で10年インデックス運用した場合
※下記の図のように複利で増えていく投資の場合、長期投資の年数が
そのまま増加率に直結する
※下記は資産額10,000円のままだが、毎月積み立てを続ければ増加率が
更に加速する
年数 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | 6年目 | 7年目 | 8年目 | 9年目 | 10年目 |
資産額 | 10,000 | 10,300 | 10,609 | 10,927 | 11,254 | 11,590 | 11,935 | 12,292 | 12,658 | 13,036 |
利息 | 300 | 309 | 318 | 327 | 336 | 345 | 357 | 366 | 378 | 390 |
合計額 | 10,300 | 10,609 | 10,927 | 11,254 | 11,590 | 11,935 | 12,292 | 12,658 | 13,036 | 13,426 |
時間分散のメリット
株や投資信託のようなリスク商品は毎日価格の変動が有ります。
前日には100円だったものが翌日には150円。また次の日には80円だったりします
そんなぁ(泣)だったら、いつ投資すればいいの?
損とかしたくないよぉ
そんな悩みを解決するのが長期積立投資ならではのメリット
時間分散『ドルコスト平均法』なんだ。
(例)とある投資信託に毎月1,000円づつ半年間投資した場合
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | |
株価 | 100円 | 150円 | 80円 | 50円 | 120円 | 60円 |
購入額 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
購入株数 | 10株 | 6株 | 12株 | 20株 | 8株 | 16株 |
上記の場合、半年間の合計6,000円で72株購入できた
つまり1株平均83円で購入出来た計算になる。
このように一時的な株の乱高下に左右されること無く、
長期積立によって購入金額を平均化してリスクを下げる方法が
『ドルコスト平均法』です
分散投資のメリット
投資を始める際に『分散投資』が重要と言う話は聞いたことがあると思います。
例えばA社に全財産を投資していた場合、A社が倒産すると全て失ってしまいます。
しかし、A社・B社・C社と複数に分散して投資していれば、
その中の1社が倒産しても他の2社が健在なら貴方の財産は守られます。
これが『分散投資』は重要と言われる理由です。
投資信託は多くの銘柄のセット販売のような形になるため、
『アクティブファンド』『インデックスファンド』に関わらず
自動的に『分散投資』を行ってくれる優れた金融商品と言えます。
お金を寝かせて増やすには・・・
へぇ・・・
インデックス運用ってすごいんだね
っていうか、インデックス投資って
なんか楽そう?
おっ、解ってきたね(*^^*)
インデックス投資なら実際に掛かる手間は
●投資対象のファンド(投資信託)を選ぶ
●積立設定を予め決めておけば、あとは自動で毎月積立をしてくれます
更に長期積立投資のメリットを活かして資産運用が可能です
インデックス投資を始める前に準備すること。
ここまで、読んで『インデックス投資』に少しでも興味をもって頂けたでしょうか?
ここからは、実際に『インデックス投資』をするに当たって事前に準備するもの
(準備した方が良いもの)を紹介したいと思います。
- 生活防衛資金
- 自分にとってのリスク(許容範囲)の把握
まずは上記の2点をしっかりと理解しましょう。
生活防衛資金
上記の動画は私がいつも勉強させて頂いている
You Tubeチャンネル『両学長 リベラルアーツ大学』の動画です。
生活防衛資金については上記の動画でも話しているのでご確認ください。
【生活防衛資金とは】
万一の時の生活費。
病気・怪我・給与の減額・リストラ・失業などの
不足の事態が起きた際に最低限の生活を維持するための備え
生活防衛資金については書籍やYou Tube等で調べると
解説が多く出ており、人によって額が異なりますが、上記で紹介した
『両学長』は社会人は半年・フリーランスは一年分の生活費と
言っていました。
一方で今回教材として紹介した書籍には2年分の生活費と書かれています。
どの意見(金額)を採用するかは自己責任で選択して頂きたいですが、
私は現在『両学長』の意見を参考に半年分の生活防衛費を確保した上で
投資を行っています。
リスクの把握
さて、最低限の生活防衛費が出来たら
次に考えるのは『リスクの把握』だね
づばり聞きます!
貴方は幾らまでなら損しても冷静でいられますか?
さて、上記の質問。
貴方はなんと答えますか?
- 生活に支障の無い範囲で投資してるから半分になっても大丈夫
- 四分の1位なら、多分大丈夫
- 余裕資金だから0になっても大丈夫
- 1円も損したくない
人によって、資産や家族構成も異なりますし性格も違います。
また、最初は数万円で始めた投資が上手く言って数十万になった時でも
同じように『損しても平気』と言えるでしょうか?
正直、これは私も始めたばかりで本格的な暴落は経験していないので
わかりませんが、自分のリスクの範囲は収入・支出・毎月の貯金額等から
自己判断で決めれば良いと思います。
実際に投資を始めてみよう(証券口座とNISA)
さて、事前の準備が出来たら
次は『証券口座』を開設しましょう。
『証券口座』は投資を始める必需品です
証券口座は銀行・証券会社・保険会社などで開設する事が可能です。
しかし、個人的には『ネット証券』がオススメです。
※ネット証券の比較は下記の記事で纏めて居ますのでご確認下さい。
主要ネット証券会社5社を徹底比較!僕がネット証券をおすすめする理由大公開【ゆる投資】
【ネット証券をオススメする理由】
- 取り扱い商品が豊富:通常の銀行や証券会社で口座開設した場合、
取り扱い商品(投資信託)は同じ系列の商品しか取り扱いがない場合
もありますが、ネット証券は商品が豊富です - 手数料業界最安クラス:ネット証券は一般の銀行等に比べて
投資で掛かる手数料が業界最安クラス。
インデックス投資では年間数%の利益を得るために運用しますが
その中で手数料は0.1%の差も重要になります
オススメは業界1位の『SBI証券』か『楽天証券』がオススメです
私は『楽天証券』にて『積立NISA』を利用しています。
楽天証券と積立NISA開設方法は下記の記事をご確認ください。
【資産運用に興味のある方へ】資産運用超初心者が『積立NISA』を初めてみる!(証券口座開設するまで)
【資産運用に興味のある方へ】資産運用超初心者が『積立NISA』を初めてみる!(銘柄比較)
※iDeCoに関しては下記の記事を御覧ください。
40歳からでも遅くない!『iDeCo』での老後資金作りと『つみたてNISA』との徹底比較【ゆる投資】
また投資全般について記載した記事がありますのでコチラも併せて御覧ください
【お金に悩んでる方へ】節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本(書籍レビュー)
『寝かせて増やす』継続することの難しさ
よし、インデックス投資について
だいぶ解ってきたよ。
私も米国株に毎月1万円づず投資してみようかなぁ
まずは、少額でもゆっくり始めるのがオススメ
そして『継続』すること。
これが意外と大変なんだよ
基本的にインデックス投資は毎月の積立設定をすれば
後は寝かせておくだけ
しかし、意外と積立状況って気になりますよね^^;
僕も気になって毎日、投資信託の値動きをチェックしています
値動きをチェックして下落していると、不安になって手放したくなる
っと言う方も多いと思いますが、そこで踏みとどまる為にも
インデックス投資が資産形成につながる大前提と
継続するための方法を見てきましょう。
インデックス投資が資産形成につながる大前提
インデックス投資って
長期投資すれば確実に
お金は増えるの??
良い質問ですね(*^^*)
投資は自己責任ですし、未来は誰にもわかりません
なので、『100%確実に増える』っと言うことは確約出来ません
インデックス投資も『投資』である以上
未来は誰にもわからない。
だけど、インデックス投資の未来は明るいと僕は思うよ
それには、こんな大前提があるからなんだ(*^^*)
【インデックス投資の人類の未来に投資している!?】
- インデックス投資は人類の欲望に投資している!?
インデックス投資は個別株投資とは異なり、世界全体の成長に投資する
投資方法を言えます。人類は『より良い生活』を常に望んでおり、
それは長い目で見れば社会の発展を意味していると考えます。
社会が発展すればインデックス投資も右肩上がりとなる為、
インデックス投資の未来は明るいと考えることが出来るのでは無いでしょうか - 少子高齢化は一部の先進国だけの事
日本では日々『少子高齢化』が叫ばれていますが、世界全体で見ると、
人口が減っているのは一部の先進国だけであり、世界全体で見ると人口は
増え続けています。
人口が増え続ける限り社会の発展は止まりません。
うーん。そうは言っても
やっぱり暴落しているときって
不安になっちゃうよね^^;
僕も最近(2021年6月)投資を始めたばかりなので
まだ大暴落も経験して無いから偉そうなことは言えないけど
そんな時こそ、今回の参考教材の書籍を御覧ください(*^^*)
参考教材【お金は寝かせて増やしなさい】をオススメする理由
- 長年インデックス投資を実践していきた著者の経験が聞ける
著者が15年インデックス投資を運用してきた上で経験した体験が
詳細に紹介されており、其の中にはもちろん暴落も含まてている
生きた経験を聞けるとは大変貴重 - 暴落時に心を穏やかにするための道標
暴落時は誰もが冷静ではいられないもの。そんなときに聞きたい言葉
として、いくつかの名書の言葉が紹介されている
著者が様々な経験をした上でオススメする言葉はどれも心に刺さります
精神論という意味でも読んでおきたい一冊です
仕事引退後、インデックス投資はどうするか?
インデックス投資で長期積立は解ったけど、
この先、おじいちゃんおばあちゃんになって
投資を取り崩す時はどうすれば良いの?
良い質問だね(*^^*)
正直言って投資の取り崩し方に正解は無いと思う
だけど、ここでは書籍を参考にいくつかのパターンを紹介するよ
【インデックス投資を取り崩す方法】
- 定率取り崩し(4%ルール)
様々な書籍でもインデックス投資の取り崩し方法として書かれている
最も一般的な戦略です
あくまでインデックスの利息が年5.5%あるという前提ですが
年間5.5%の利益の中から4%を取り崩して使っていくという方法です。
この方法だと理論上毎年取り崩しを継続しても資産は減らない事になります。 - 必要なときに必要な分取り崩す
上記のように取り崩し金額を決めるのではなく、
必要なときに必要な分取り崩すという方法です
自分が頑張って増やしたお金であり、引退後の人生を豊かにするための資金です
自分が必要なときに使えなくては意味が無いですからね。
インデックス投資とは未来を信じる事
ここまでインデックス投資について解説して来ましたが、いかがだったでしょうか?
私もブログで少しでも投資に興味をもって頂ければ幸いです
- 投資は怖い
- 損はしたくない
- 面倒くさい事は嫌だ
などネガティブなイメージも多いと思います。
しかし、しっかりと手順を踏めば大丈夫!!
- 証券口座解説もインデックス投資のための投資信託の決め方も
丁寧に解説していますので、下記の記事をご確認ください(*^^*)
【資産運用に興味のある方へ】資産運用超初心者が『積立NISA』を初めてみる!(証券口座開設するまで)
【資産運用に興味のある方へ】資産運用超初心者が『積立NISA』を初めてみる!(銘柄比較) - 投資が怖い・損するのは嫌だ
投資信託は短期的には下落し、損することもあります。
しかし長期的に見た場合には『オイルショック』『東日本大震災』『コロナショック』
近年の大きな出来事・災害時には株価は軒並み大暴落したものの、
わずか数年で立ち直った実績があります。
もちろん未来は誰にもわかりませんが。『インデックス投資は人類未来に投資している』
と前述したように、長い目で自分のペースでゆっくり投資してみませんか?(*^^*)
最後までお付き合い頂きありがとうございます
ご意見・ご感想はお気軽にコメント欄・Twitterへお寄せください。
またお会いしましょう。またねー♫
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