『オーバーロード』を読むなら。あらすじ・ネタバレ・アニメ情報まで完全網羅

こんにちは『メガネコ』です
今回は2024年秋に劇場版が公開される人気異世界系作品『オーバーロード』を特集していきます
是非、最後までお付き合い下さい。

  • 『オーバーロード』の基本情報(書籍発売日・何巻まで出てる?アニメ化情報)
  • 物語のあらすじや主要登場人物の紹介
  • 『オーバーロード』の書籍(小説・マンガ)はどこで読める?アニメはどこで観れる?
  • 作品の見どころ。他の異世界系との違いなど
目次

『オーバーロード』ってどんな話?

  • 『オーバーロード』の概要
  • 作者:丸山くがね
  • あらすじ

『オーバーロード』の概要

『オーバーロード』は小説投稿サイト『Arcadia』と『小説家になろう』に連載された異世界系ダークファンタジー作品です。

ただ、通常『異世界転生』『異世界転移』といえば、『現実世界で死んで目が冷めたら異世界』や『魔法陣に包まれて異世界』という展開が王道だと思いますが、オーバーロードではゲームの世界に取り残されると言う形になります。

このユニークは設定が物語の世界観や主人公の立ち位置を決めるうえでの重要なポイントとなり、物語の大きな魅力となっていきます。

『オーバーロード』は人気の高く、2024年1月時点でのシリーズ累計発行部数は1400万部
『このライトノベルがすごい!』では2017年の1位。2018年・2019年は4位。2023年は9を獲得するなど、未だに人気が衰えていません。

2024年秋には劇場版の上映も控えており。今年(2024年)も人気が高まって来ることが予想されます。

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作者:丸山くがね

『丸山くがね』さんは小説投稿サイト『小説家になろう』で活躍するライトノベル作家です
以前(2012年6月まで)は『むちむちぷりりん』の名前で活動していました。

代表作は『オーバーロード』

他のライトノベル作家の方とも仲が良く、アニメ『異世界かるてっと』にてコラボも積極的に行っています。
今後機会があればアニメ『異世界かるてっと』も特集したい思います。

あらすじ

人気の仮想現実世界の中に入り込みプレイするゲーム『MMORPG(マッシブリーマルチプレイヤーオンラインロールプレイングゲーム)』の人気タイトル「ユグドラシル」のサービス終了が発表され、多くのプレイヤーがゲームを去る中、主人公の鈴木悟(ゲーム内では「モモンガ」と名乗る)は、ゲームの最後の瞬間を見届けるためにログインしています。
しかし、サービス終了の時刻が過ぎてもゲームは終了せず、彼はゲームの中のキャラクターとして現実と同じように動ける異世界に取り残されてしまいます。

モモンガはギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のギルドマスターであり、そのギルド拠点「ナザリック地下大墳墓」も同様に異世界に移動しています。
モモンガはギルドメンバー達が作成したNPC達(シャルティア・ブラッドフォールン、アルベド、デミウルゴス、コキュートスなど)が自分の意思を持って動き出していることに驚きます。

モモンガは異世界で自分の新たな名前をギルド名である「アインズ・ウール・ゴウン」と改め、ナザリックとその住民たちを守るため、この異世界での生き残りを図ります。
また、彼はギルドの存在と影響力を広げ、この異世界に来ているかもしれない旧友たちを探すために活動を始めます。

アインズ(モモンガ)はナザリックの優れた技術力と魔力を駆使して、この新たな世界を征服しようと決意します。
彼は周辺の国々や組織と対峙し、時には同盟を結び、時には敵対します。
彼の知恵と力、そしてナザリックの住民たちの協力により、少しずつその影響力を広げていきます。

シリーズが進むにつれて、アインズ(モモンガ)とナザリックの住民たちが直面する敵。
そして彼らの策略と戦略が描かれます。異世界の政治、戦争、そして冒険が織り交ぜられ、アインズ(モモンガ)の目的とその過程が徐々に明らかにされていきます。

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『オーバーロード』のここが面白い!(ネタバレ有り)

  • 他の『異世界系』とはここが違う
  • 魅力的なキャラクターたち
  • まだまだあるぞ!『オーバーロード』の魅力

他の『異世界系』とはここが違う

圧倒的な強さを誇る主人公と世界観

多くの異世界系作品では、主人公は最初は普通の人間であり、異世界での冒険を通じて成長し、力を得るというプロセスを経ます。
中にはチート能力に目覚める場合もありますが、それでも最初は見知らぬ異世界で悪戦苦闘するところから始まります。

しかし『オーバーロード』では主人公は元のゲーム内での設定・強さを引き継いで転生するため、最初から強力なキャラクターであり、最強のギルドマスターとして君臨します。
異世界に転移した後も、その圧倒的な力と知識を駆使して物語を進めます。

主人公(アインズ)が転生した世界は基本的には中世ヨーロッパ程度の世界観で複数の国が存在しています
また、転生した世界の魔法やアイテムは主人公がプレイしてきたゲーム『ユグドラシル』がベースとなっており、アインズは魔法を熟知しており、それが主人公(アインズ)の圧倒的強さの源となっている

ダークファンタジー要素と主人公の目的

オーバーロードは全体的にダークな雰囲気が漂い、残酷な描写や陰謀、裏切りなどが頻繁に登場します。
主人公(アインズ)は時折人間らしさのような物をみせ、言動も理知的ではありますが、敵と判断したものには容赦なく制裁を加えていきます。
家族愛や友情。愛する人や命がけの懇願も非道に惨殺していく姿は他の異世界系とは異なる部分です
ナザリック地下大墳墓の住人たちも、主人公と共に冷酷な判断を下し、敵を容赦なく排除します。

オーバーロードにおける主人公(アインズ)の目的は、ナザリック地下大墳墓を守り、異世界での自身の存在意義を確立することです。
また、彼は元の世界に戻る手段を探しつつも、新たな世界での支配を広げていきます。
他の異世界作品では 主人公の目的は、異世界での生活に慣れつつ元の世界に戻る方法を探すことや、異世界の危機を救うことが多いです。

魅力的なキャラクターたち

『オーバーロード』にて主人公アインズと共に歩むのがナザリック地下大墳墓の仲間たちです。
彼らは元々NPCと呼ばれる自我を持たないキャラクターであり、主人公アインズと共にプレイしていた、かつての仲間達が作ったキャラクターたちです。

その性格には創造主であるかつての仲間たちの性格や影響が色濃く反映されており、それが魅力的な性格を形成する一員となっています。

アインズ・ウール・ゴウン(本名:鈴木悟)

  • 種族: アンデッド・オーバーロード(死の支配者)
  • 役職: 魔導王、ナザリック地下大墳墓の支配者
  • 外見: 骸骨のような姿で、目は赤く輝く。魔導士のローブを纏い、威厳ある風貌を持つ。
  • 性格: 冷静で計算高いが、元は人間であり、内心では感情や人間性を持ち続けている。仲間や部下に対して深い愛情と責任感を持つ。

元は日本の会社員で、仮想現実MMORPG「ユグドラシル」のプレイヤー。ゲーム終了の日、ログアウトせずに最後の瞬間を見届けることを決意し、そのままゲームキャラクターのアインズとして異世界に転移してしまう。

  • 魔法: アインズは無数の強力な魔法を使いこなし、特に死霊術において無類の強さを発揮する。
  • 装備: 「アインズ・ウール・ゴウン」のギルドメンバーが遺した強力な装備品やアイテムを多数所持している。
  • 指揮能力: 部下である守護者たちを統率し、ナザリック地下大墳墓を統治する。

異世界に転移した後、アインズはナザリック地下大墳墓とその住民を守ることを最優先としつつ、かつてのギルドメンバーの痕跡を探すために行動を開始します。彼の目標はナザリックの名を高め、その存在を異世界全体に知らしめることです。

アインズは表面上は冷徹で無慈悲な支配者として振る舞いますが、その内面では元の人間である鈴木悟の感情や倫理観を持ち続けています。部下や仲間に対する愛情や責任感は強く、彼らを傷つけることを極力避けようとします。

彼の行動は常に計算されたものであり、感情に流されることはほとんどありませんが、それでも時折、人間としての思いやりや弱さが垣間見えることもあります。

アインズ・ウール・ゴウンのキャラクターは、異世界での絶対的な力を持つ存在としての側面と、元の人間としての内面的な葛藤が描かれ、物語に深みを与えています。

アルベド

  • 種族: サキュバス
  • 役職: 守護者統括
  • 作成者: タブラス・マルクス
  • 外見: 長い黒髪、黄金色の瞳、純白の翼を持つ絶世の美人。白いドレスを着ており、エレガントで魅力的な外見を持つ。
  • 性格: 非常に知的で冷静、策略家。アインズに対して盲目的な愛情と忠誠を持ち、そのためにはどんな手段も辞さない。感情的になるときもあるが、基本的には理性的に物事を判断する。

アルベドはギルドメンバーの一人であるタブラス・マルクスによって作成されました。彼女の設定には「アインズ・ウール・ゴウンを愛する」と加えられており、そのため彼女のアインズへの愛情は絶対的です。

  • 戦闘力: 高い戦闘能力を持ち、特に防御力に優れています。魔法の使用も可能。
  • 指揮能力: 守護者統括として、他の守護者たちを統率し、ナザリックの防衛や戦略策定において重要な役割を果たします。
  • 知性と策略: 優れた知性と策略を持ち、アインズの計画を補佐する存在です。

アルベドはナザリック地下大墳墓の守護者統括として、他の守護者たちを管理し、ナザリックの防衛と運営において中心的な役割を果たします。彼女の指揮の下、守護者たちは効率的かつ効果的に行動します。

アルベドの最も顕著な特徴は、アインズに対する絶対的な忠誠心と愛情です。彼女はアインズの命令を忠実に遂行し、彼のために全力を尽くします。また、アインズが安全で幸福であることを最優先に考えて行動します。

アルベドは表向きは冷静で計算高い策略家ですが、アインズに対する愛情は非常に強く、そのために時折感情的になることがあります。彼女の愛情は盲目的であり、そのためにアインズのためならばどんな手段も辞さない覚悟を持っています。また、アインズの前では柔らかく、従順な態度を見せることが多いですが、他の者に対しては冷酷で厳しい面を見せることがあります。

アルベドのキャラクターは、ナザリックの内外における戦略や戦闘において重要な役割を果たし、その美貌と知性、そしてアインズへの絶対的な忠誠が物語に深みを与えています。

デミウルゴス

  • 種族: 悪魔(アークデビル)
  • 役職: 第七階層守護者、ナザリック地下大墳墓の家畜管理責任者
  • 作成者: ウルベルト・アレイン・オードル
  • 外見: メガネをかけた端正な顔立ちで、スーツを着た紳士的な姿をしている。悪魔らしい角と尾を持つ。
  • 性格: 非常に知的で計算高く、冷静沈着。アインズに対する忠誠心は絶対的であり、彼の意思を何よりも優先する。策略家であり、長期的な視野に立った計画を練るのが得意。
  • 能力: 多くの強力な魔法を操ることができる。物理戦闘も得意で、特に拷問や心理戦において抜群の才能を発揮する。

デミウルゴスはナザリック地下大墳墓の第七階層の守護者として、その階層を防衛するだけでなく、ナザリック全体の戦略策定にも深く関与しています。アインズ・ウール・ゴウンの命令を忠実に遂行し、彼の目標達成のために様々な策を講じます。

彼の冷酷さと徹底した計画性は、ナザリックの外部の敵に対しても遺憾なく発揮され、情報収集や謀略、時には暴力的な手段を用いて目的を達成します。デミウルゴスの計画は緻密で、彼が手がける任務はほとんど失敗することがありません。

デミウルゴスは、ナザリックの中でも特に知恵と策略に秀でたキャラクターとして描かれ、彼の存在は物語の進行において重要な役割を果たしています。その冷徹さと忠誠心は、彼を他のキャラクターとは一線を画す存在にしています。

シャルティア・ブラッドフォールン

  • 種族: 吸血鬼(トゥルー・ヴァンパイア)
  • 役職: 第一階層から第三階層の守護者
  • 作成者: ペロロンチーノ
  • 外見: 銀髪のツインテール、大きな赤い瞳。少女のような外見をしており、ゴシックロリータ風の衣装を着ている。
  • 性格: 好戦的で血に飢えた一面があるが、基本的には忠実で愛らしい性格。アインズに対する忠誠心は非常に強い。

シャルティアはギルドメンバーの一人であるペロロンチーノによって作成されました。彼女の設定には「吸血鬼らしい性格」が強調されており、血を好む好戦的な性格が反映されています。

  • 戦闘力: ナザリックの守護者の中でも最強クラスの戦闘力を持つ。特に物理戦闘と吸血鬼の特殊能力においては無類の強さを誇る。
  • 魔法: 強力な魔法も使用可能で、多くの攻撃魔法と支援魔法を駆使する。
  • 再生能力: 吸血鬼としての高い再生能力を持ち、致命傷を受けても短時間で回復することができる。

シャルティアはナザリック地下大墳墓の第一階層から第三階層を守護しており、外部からの侵入者に対する防衛を担当しています。その圧倒的な戦闘力で敵を撃退し、ナザリックの安全を守ります。

シャルティアも他の守護者と同様にアインズに対する絶対的な忠誠心を持っています。彼の命令には絶対服従し、彼のためならばどんな危険にも身を投じる覚悟を持っています。

シャルティアはその外見や行動から一見すると残忍で好戦的に見えますが、内面では非常に忠実で、アインズや他の守護者たちに対する深い愛情を持っています。彼女の吸血鬼としての本能と、アインズへの忠誠心との間で葛藤することもありますが、最終的には常にアインズのために行動します。

シャルティアのキャラクターは、その強力な戦闘能力と複雑な内面性が物語に深みを与え、彼女の存在が「オーバーロード」の魅力を一層引き立てています。

コキュートス

  • 種族: 昆虫型モンスター(アイスワーム)
  • 役職: 第五階層守護者
  • 作成者: 武人建御雷(タケミカヅチ)
  • 外見: 巨大な昆虫のような外見を持ち、全身は硬い甲殻で覆われている。四本の腕を持ち、それぞれに異なる武器を持つことができる。
  • 性格: 武士道精神を重んじる真面目な性格で、冷静沈着。アインズに対する忠誠心は非常に強く、任務には全力で取り組む。

コキュートスはギルドメンバーの一人である武人建御雷(タケミカヅチ)によって作成されました。彼の設定には「武士道精神」が強調されており、忠誠心と戦士としての誇りが反映されています。

  • 戦闘力: 物理戦闘においてはナザリックの中でも最強クラス。四本の腕を駆使して多様な戦法を取ることができる。
  • 防御力: 硬い甲殻により、高い防御力を誇る。特に氷属性の攻撃に対する耐性が高い。
  • 武器の扱い: 様々な武器を扱う技術に長けており、剣や槍、斧などを自由に使いこなす。

コキュートスはナザリック地下大墳墓の第五階層を守護しており、外部からの侵入者に対する防衛を担当しています。彼の高い戦闘力で敵を圧倒し、ナザリックの防衛に大きく貢献しています。

コキュートスも他の守護者と同様にアインズに対する絶対的な忠誠心を持っています。彼の命令には絶対服従し、彼のためならばどんな危険にも身を投じる覚悟を持っています。

コキュートスはその外見や戦闘力から一見すると冷酷な戦士に見えますが、内面では非常に誠実で忠実な性格を持っています。武士道精神を重んじる彼は、名誉と誇りを大切にし、常に正々堂々と戦うことを信条としています。また、アインズや他の守護者たちに対する深い敬意と忠誠心を持ち、そのために全力を尽くします。

彼のキャラクターは、ナザリックの防衛と戦略において重要な役割を果たし、その高い戦闘力と誠実な性格が物語に深みを与えています。

アウラ・ベラ・フィオーラ 

  • 性別: 女
  • 種族: ダークエルフ
  • 職業: レンジャー、ビーストテイマー
  • 年齢: 見た目は10代前半
  • 身長: 140cm前後
  • 性格: 明るく活発で、少しおてんばな性格。双子の弟であるマーレとは対照的に、積極的でリーダーシップがある。
  • 作成者:ぶくぶく茶釜

アウラは、ナザリック地下大墳墓の第6階層を双子の弟であるマーレ・ベロ・フィオーレと共に管理しています。彼女はレンジャーおよびビーストテイマーのスキルを持ち、動物や魔獣を自在に操ることができます。ナザリックの住人であり、主人公のアインズ・ウール・ゴウンに忠誠を誓っています。

  • 戦闘能力: アウラは高い戦闘能力を持ち、特に遠距離攻撃やトラップの設置が得意です。また、魔獣を使役することで戦闘を有利に進めることができます。
  • 魔獣使役: 彼女は多くの強力な魔獣を従え、戦闘時にはそれらを指揮して戦います。これにより、多様な戦術を駆使することが可能です。
  • 双子の兄弟: アウラには双子の弟であるマーレ・ベロ・フィオーレがいます。彼らは外見が非常に似ているが、性格や能力は対照的です。

アウラのキャラクターは、その明るく元気な性格と高い戦闘能力、そして動物愛に満ちた一面が多くのファンから愛されています。

マーレ・ベロ・フィオーレ

  • 性別: 男
  • 種族: ダークエルフ
  • 職業: ドルイド、アースウィザード
  • 年齢: 見た目は10代前半
  • 身長: 140cm前後
  • 性格: 内向的で恥ずかしがり屋、優しく控えめな性格。双子の姉であるアウラとは対照的に、消極的でおとなしい。
  • 作成者:ぶくぶく茶釜

マーレは、ナザリック地下大墳墓の第6階層を双子の姉であるアウラ・ベラ・フィオーラと共に管理しています。
外見は男性でありながら、少女のような服装をしている。
これは作成者である『ぶくぶく茶釜』の趣味であり『男の娘』として設定されている
彼はドルイドおよびアースウィザードのスキルを持ち、自然や土を操ることができます。ナザリックの住人であり、主人公のアインズ・ウール・ゴウンに忠誠を誓っています。

  • 戦闘能力: マーレはドルイドとしての回復魔法や補助魔法を使う一方で、アースウィザードとして強力な土系魔法も扱います。戦闘では防御や支援に優れた役割を果たします。
  • 自然の力: 彼は自然を操り、地形を変えたり植物を操ったりする能力を持っています。これにより、戦闘だけでなく環境の整備や防御にも力を発揮します。
  • 双子の姉: マーレには双子の姉であるアウラ・ベラ・フィオーラがいます。彼らは外見が非常に似ているが、性格や能力は対照的です。
  • 恥ずかしがり屋: マーレは非常に恥ずかしがり屋で、人前に出るのが苦手です。しかし、戦闘や仕事においては真面目で忠実に役割を果たします。
  • 強さと優しさ: 外見や性格からは想像できないほど強力な魔法使いであり、戦闘時にはその能力をいかんなく発揮します。

マーレのキャラクターは、その内気で控えめな性格と強力な魔法使いとしてのギャップが多くのファンから愛されています。彼の優しさと忠実さは、ナザリックの住人たちからも信頼される要因となっています。

セバスチャン

  • 種族: ドラゴノイド(竜人)
  • 役職: ナザリック地下大墳墓の執事
  • 作成者: タッチ・ミー
  • 外見: 白髪の初老の男性の姿をしており、常に執事の服装をしている。見た目は紳士的で落ち着いた印象を与える。
  • 性格: 誠実で慈悲深く、非常に正義感が強い。冷静で礼儀正しいが、悪に対しては厳しく対応する。

セバスはギルドメンバーの一人であるタッチ・ミーによって作成されました。タッチ・ミーの影響を強く受けており、彼の口癖だった『困っている者は助けて当たりまえ』の精神の元、正義感や倫理観がセバスの性格に反映されています。

  • 戦闘力: 物理戦闘において非常に高い能力を持ち、特に徒手格闘においては無類の強さを誇る。
  • 治癒能力: 他のキャラクターに対する治癒魔法や治療技術を持ち、ナザリックのメンバーの健康を守る。
  • ドラゴノイドの力: 内に秘めたドラゴノイドの力を解放することで、驚異的な戦闘力を発揮することができる。

セバスはナザリック地下大墳墓の執事として、アインズや他の守護者たちの世話をする役割を担っています。彼の高い忠誠心と倫理観は、ナザリック内での調和を保つ重要な要素となっています。

セバスはアインズに対して絶対的な忠誠心を持っていますが、彼の正義感は時にアインズの命令と衝突することもあります。それでも、最終的にはアインズの意志を尊重し、彼の命令に従います。

セバスはその見た目や立場から一見すると冷静で無感情な執事に見えますが、内面では非常に情熱的で強い正義感を持っています。彼の行動は常に他者のためを思いやり、特に弱者に対しては深い慈悲を示します。

彼の正義感と忠誠心はしばしば衝突することがありますが、最終的にはアインズとナザリックに対する忠誠を最優先に行動します。この内面的な葛藤と成長が、セバスのキャラクターに深みを与えています。

セバス・チャンのキャラクターは、「オーバーロード」の物語において、その正義感と慈悲深さが多くのエピソードで重要な役割を果たし、彼の存在が物語における人間性と倫理のテーマを強調しています。

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まだまだあるぞ!『オーバーロード』の魅力

「オーバーロード」にはナザリック地下大墳墓以外にも多くの勢力が登場し、物語に重要な役割を果たしています。それぞれが独自の目的や背景を持ち、ナザリックとの対立や協力を通じて物語を進展させています。
ナザリックと他国(他勢力)との関係性は物語の重要な要素です。
ここでは特に主要な他国を紹介します

リ・エスティーゼ王国

リ・エスティーゼ王国は、かつては繁栄していたものの、現在は内部の腐敗と無能な貴族階級の影響で衰退しつつある中世風の王国です。王国は貴族と王党派に分かれ、政治的な対立が絶えません。

  • ランポッサ三世: リ・エスティーゼ王国の現国王。善良な王であるものの、貴族たちの圧力に屈しており、政治的な権力を十分に発揮できていません。彼の治世下で王国は内部分裂に悩まされています。
  • レエブン侯爵: 王党派の有力貴族であり、国王を支える数少ない忠実な臣下の一人。政治的な洞察力に優れ、貴族派との対立において王を補佐します。
  • ガゼフ・ストロノーフ: 王国の戦士長であり、国王に忠誠を誓う勇敢な戦士。強大な力と高い戦闘技術を持ち、国王の護衛としてその身を捧げています。
    またガゼフは以前、主人公(アインズ)に助けられた経験があり、個人的には敬意と好感を持っている
  • ブレイン・アングラウス: 優れた剣士であり、かつてはガゼフのライバルとして名を馳せました。後にナザリックの力を目の当たりにし、ガゼフと共に戦うことを決意します。

王国の内情は、王党派と貴族派の対立が激しく、政治的な混乱が続いています。貴族たちは私利私欲のために国の資源を浪費し、農民や一般市民に対しては重税を課すなど、圧政を行っています。これにより、国全体の経済は停滞し、治安も悪化しています。

次に軍事力についてですが、王国では戦争等の際には国民から徴兵する制度を取っています。
そのため、兵士の数は多いが練度は低い傾向にあります。また内部の対立と指揮系統の混乱によって効果的に機能していません。
ガゼフ・ストロノーフの指揮する精鋭部隊は強力ですが、それでも貴族たちの干渉によって全軍が一丸となって戦うことは困難です。

ナザリックと王国の関係ですが、ナザリック地下大墳墓が王国に隣接していることもあり、ナザリックと対立することになっていきます。

リ・エスティーゼ王国は、内部の腐敗と外部の脅威によって危機的な状況に直面しています。しかし、ガゼフやレエブン侯爵のような忠実な臣下が国王を支え、国を守るために尽力しています。ナザリックとの対立は、王国の命運を左右する大きな要素となっており、物語の展開において重要な舞台となっています。

バハルス帝国

バハルス帝国は、強力な軍事力と統制の取れた行政を誇る大国です。リ・エスティーゼ王国と頻繁に戦争を繰り返しており、ナザリック地下大墳墓との関係においても重要な役割を果たしています。

  • ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス: バハルス帝国の若き皇帝。極めて聡明でカリスマ性があり、巧妙な策略を用いて国内外の政治を操る。自国の発展と安定を最優先に考えています。
  • フルーダ・パラダイン: 帝国の最強の魔法使いであり、ジルクニフの顧問。強力な魔法の力と深い知識を持つ。
  • ベスチャー・ゼッケン: 帝国の軍事顧問であり、ジルクニフの側近。戦術や戦略に長けており、帝国の軍事力を支えています。

バハルス帝国は中央集権的な政治体制を持ち、皇帝ジルクニフの強力なリーダーシップのもとで統治されています。国内は安定しており、貴族たちも皇帝の統制下にあります。ジルクニフは改革を進め、国内の発展と軍事力の強化に努めています。

帝国の軍事力は非常に強力であり、訓練された兵士と精鋭部隊が多数存在します。帝国軍は規律が厳しく、効率的に指揮されており、隣国リ・エスティーゼ王国に対して頻繁に攻撃を仕掛けています。また、魔法使い部隊も強力で、戦闘において重要な役割を果たしています。

バハルス帝国はナザリック地下大墳墓と複雑な関係を持っています。ジルクニフは当初、ナザリックを脅威として警戒していましたが、アインズ・ウール・ゴウンの力を目の当たりにし、その圧倒的な力に驚愕します。ジルクニフはアインズとの協力を模索し、帝国の利益を守るために慎重に行動します。

経済状況は安定しており、商業や工業が発展しています。ジルクニフの政策により、国内のインフラ整備や経済活動が活発化しており、国民の生活水準も向上しています。また、教育にも力を入れており、多くの有能な人材が育成されています。

バハルス帝国は、強力な軍事力と安定した政治体制を持つ大国であり、物語の中で重要な位置を占めています。ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクスのカリスマ的なリーダーシップと巧妙な策略により、帝国は繁栄と発展を遂げています。ナザリックとの関係も含め、帝国の動向は物語の展開に大きな影響を与えています。

スレイン法国

スレイン法国は、人間至上主義を掲げる宗教国家で、異世界に存在する他種族を敵視しています。セフィロトの樹を信仰し、六大神の教えを重んじています。強力な神官や聖騎士を擁し、魔法技術も高度に発展しています。

  • ズルワーン・パスコル・エインライフ: スレイン法国の教皇であり、国家の最高指導者。六大神の教えを忠実に守り、人間至上主義の信念を貫いています。
  • 六色聖典: 法国のエリート部隊で、特別な能力と訓練を受けた精鋭たちで構成されています。彼らは法国の最強戦力であり、重要な任務を担います。
    • ネイア・バラハ: 六色聖典の一員で、強力な魔法と戦闘技術を持つ聖騎士。
    • レイナース・ロックブル: 六色聖典の指導者で、策略と戦略に長けた人物。

スレイン法国は、教皇と高位神官たちによる神権政治が行われています。国家の統治は宗教に基づいており、六大神の教えが法律や政策の根幹を成しています。異教徒や異種族に対しては厳しい態度を取ることが多く、国内は厳格な宗教規律によって統制されています

法国の軍事力は非常に強力で、特に六色聖典と呼ばれるエリート部隊が知られています。六色聖典は、それぞれ異なる能力を持つ6つの部隊からなり、高度な訓練と強力な魔法装備を備えています。また、法国の神官たちは強力な神聖魔法を使いこなし、戦闘において重要な役割を果たします。

スレイン法国は、ナザリック地下大墳墓の存在を警戒しており、アインズ・ウール・ゴウンの力を脅威とみなしています。法国はアインズとの直接対決を避けつつも、その動向を注視し、対抗策を模索しています。また、ナザリックの存在が自国の信念や秩序に対する挑戦と見なされているため、対立の火種となっています。

スレイン法国は、人間至上主義と強力な宗教信仰を持つ国家であり、ナザリック地下大墳墓との対立を通じて物語に大きな影響を与えています。その強力な軍事力と宗教的な統制は、他国とは異なる独特な社会を形成しており、ナザリックとの関係も複雑で緊張感のあるものとなっています。

『オーバーロード』はどこで読める?アニメ情報は?

  • 小説(ライトノベル)版はどこで読める?
  • マンガ(コミック)版はどこで読める?
  • アニメ版はどこで観れる?

▼『オーバーロード』アニメ・小説(ライトノベル)・マンガ(コミック)の内容対応表

アニメ版小説(ライトノベル)版マンガ(コミック)版
第1シーズン1巻「不死者の王」〜3巻「鮮血の戦乙女」1巻〜5巻途中まで
第2シーズン4巻「蜥蜴人の勇者たち」〜6巻「王国の漢たち(下)」5巻途中〜13巻まで
第3シーズン7巻「大墳墓の侵入者」〜9巻「破軍の魔法詠唱者」14巻〜19巻
第4シーズン10巻「謀略の統治者」〜14巻「滅国の魔女」未コミック化
劇場版12巻「聖王国の聖騎士(上)」〜13巻「聖王国の聖騎士(下)」未コミック化

小説(ライトノベル)版はどこで読める?

『オーバーロード』はKADOKAWA社より小説(ライトノベル)版が発売されています。
現時点(2024年6月)で全16巻発売されています。

さらに2018年よりAudibleから、順次データ配信でオーディオブック化されている。
小説を読む時間の無い方にはこちらもおすすめです。

漫画・ライトノベルを読むなら『BOOK☆WALKER』
1冊だけ読みたい方は『単品購入』も色々な作品が読みたい方は『読み放題』がおすすめです

マンガ(コミック)版はどこで読める?

『オーバーロード』はKADOKAWAよりマンガ版が発売中です。
2024年6月現在。全19巻発売されています。

漫画・ライトノベルを読むなら『BOOK☆WALKER』
1冊だけ読みたい方は『単品購入』も色々な作品が読みたい方は『読み放題』がおすすめです

アニメ版はどこで観れる?

『オーバーロード』はすでにシーズン4までアニメ化されています。
放送時期等は以下の通りです。

  • シーズン1:2015年7月〜9月
  • シーズン2:2018年1月〜4月
  • シーズン3:2018年7月〜10月
  • シーズン4:2022年7月〜9月

更に2024年秋には劇場版『オーバーロード聖王国編』の上映も決定
今なお、大人気の注目異世界系作品です。

次におそらく多くの方が気になっている『シーズン5』は放送されるか?
という疑問についてですが、個人的には放送されると思います。理由としては

  • シリーズ累計発行部数は1400万部を記録する大人気作品であること。
  • 完結が近いこと。(作者のXにて小説18巻で完結するとの書き込みあり)アニメシーズン5が最終回になる可能性も高いと思います

上記の2点からアニメシーズン5は放送されると予想します。
しかし、時期に関してはまだ小説版が発売されていないことなどから予想は難しいですね。
今までのアニメ版の周期から考えると2026年位かと予想します。

こちらも追加情報など分かり次第、X等で速報したいと思います。

『オーバーロード』を観るならhuluがおすすめ
アニメ全シーズンに加えスピンオフ版や劇場版もすべて見ることが出来ます。
また、他の異世界系作品も豊富にラインナップされていることも嬉しいでですね。

おわりに

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
今回も異世界系をテーマに記事を書いてみました。
今後も『異世界系』記事を少しづつ増やして行きたいと思っています
『異世界系』好きな方。このマンガを取り上げてほしいなどあれば是非コメント下さい。
お待ちしております。

当ブログでは皆様の声を大募集中です。
ご意見・ご感想・ご不明な点やリクエストがあればお気軽にコメント欄・X(旧Twitter)までお寄せ下さい。
皆様からの声が私のモチベーションです。よろしくお願いします。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。またね〜

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